〈創造的な休暇〉を過ごしましょう!

 新型コロナウイルスの感染拡大への対策として,学校や職場でも,休校や自宅勤務など,そしてご自宅でも様々な対応をされていると思います。皆さんは,ご自宅でどのような時間をお過ごしでしょうか。

 楽知ん研究所でも,多くの講座を中止・延期にする対応をいたしました。そこで,私たちにもみなさんにも,予期せぬ時間が生まれてしまっている方が多いでしょう。そんな時間を「わたしたちの〈創造的休暇〉」にする実験をしていきたいと思います。ぜひご参加ください。

〈創造的休暇〉とは……

1600年代のヨーロッパ,1665年〜1666年のロンドンは,何度目かになるペストの大流行で,社会がストップした状態になったそうです。ケンブリッジ大学も閉鎖されることになったのですが,このころ学位をとったばかりのアイザック・ニュートン(1642-1727)は,感染の危険を避けるために,大学進学の前に手伝っていた自分のお母さんの農場に帰って1年半ほど過ごしたそうです。

そしてこの間に得たアイデアや研究が,主だった彼の業績の「万有引力」や「微積分」「分光学」の元になったということです。

そこでこの期間のことは〈創造的休暇〉とも呼ばれているそうです。

1. 親子で一緒に時間を過ごす

 

 原子分子と親しめるカードゲーム〈ぶんしっし〉が人気です。講座の参加者からも,家で重宝している!とメールをいただきます。せっかくの時間です,親子で一緒に原子分子と目一杯なかよくなりましょう。
 カードゲーム〈ぶんしっし〉とルールブックはこちらからどうぞ。

 

2.自由研究を始めてみる 

 

 そろそろ暖かくなってきたので,ミョウバンの結晶づくりをスタートさせてもいい季節ですよ。まず,ミョウバンの飽和溶液のペットボトル2本を作り,種結晶を選ぶところ,底が平らな同じ大きさのタッパー2個を買いに行くところから始めましょう。
 作り方の本と材料は,こちらからどうぞ。

 

3.まとまった時間を研究に充てる


 NPO法人楽知ん研究所の会員向け研究紙『ころコロ研究紙』まとめ読みできるようにいたしました。
  

 『ころコロ研究紙』は,NPO法人楽知ん研究所の会員に不定期ですが送られてくる会員の皆さんのレポートや反応でできている研究紙です。1冊ずつは64ページで手軽なA5版です。最新号をいつも読みたい方はぜひ,会員になって紙上で脳ミソ交流しましょう。
 会員・非会員とも,お気軽な反応お待ちしています。
 『ころコロ研究紙』第 I 期 (No.1-12)12冊
 『ころコロ研究紙』第 II 期 (No.13-24)12冊

4.原子分子と親しくなる

 

 名古屋エリアで実験を近々スタートさせます。乞うご期待! 

 

 続々,アイデアを提案してまいります。ぜひ〈創造的な時間〉を一緒につくりましょう!