毎年恒例となりました「ちょこっと総合読本大賞」を2025年も開催しました。年末に「暦人」の皆さんに呼びかけして、ひとり3本まで選んで理由も添えて投票いただきました。今回は35家族、52人のみなさんから総数138票の投票をいただきました!前回から倍増以上の投票です!
では,さっそく発表していきますね
3位は同数で2つの読本が並びました!選んだ理由を見ても,どれも納得ですね。
◆第3位 「10歳の大工仕事」(1月掲載):19票
・釘を打つという行為が物語として展開していくのが面白く,おじさんの人柄に心打たれました。
・三つ子の魂,百まで,と感じる
・このお話に出てくる大工さんがいいです。それと,「〈自分が好きでする仕事の結果が,誰かの役に立ち,それでお金をいだだける〉という道を選んだ」というところを人生に迷っている人にも読んでもらいたいと思ったので。
・大人の粋な行動が少年の人生に影響を与える,いいなあ。
・この大工さんの姿勢がいいなあと思いました。普通は,10歳の子どもに仕事として釘打ちをさせるなんて発想は出てきませんよね。よほど,目次さんが熱心に見学していたんでしょうね。「やらせて!」というオーラを出していたのかも?この体験が,現在の仕事につながっているというのも,ステキです!
・職人さんの仕事をドキドキしながら見て,さらにその仕事をやらせてもらうことになったときのワクワク感がすごく伝わってきました。
・子ども相手でも対等に仕事の対価を示してくれる大人。カッコイイ。
・わたしの中で,これはダントツ一位です?? 新年初めにいい話をきいたなーと毎回いい気分になりました。粋な大工さんと10歳の目次少年の様子が映画のようにうかんできました。自分の好きを持ってた少年がカッコいい大工さんに出会って大きくなって好きをつきつめて鍛冶屋さんになってしまうとは?。自分の好きが誰かの役にたちそれでお金も笑顔もうまれる道,大変なこともありそうだけど,すてきだなあ。
・可愛らしい話だと思った
・よくNHKのダーウィンが来たを見ているのですが,そこに昆虫学者などが出てくると,「あの人は幸せな人だ」といつもつくづく思います。とにかく好きなことが仕事になるというのは幸運なことですよね。
◆第3位 「自由研究発表会」(9月掲載):19票
・夏休み,自由研究ありましたねぇ。発表の番が近づくとドキドキしたものです。お腹を抱えて笑ったこのお話に,一票です。
みんなで「すごいねぇ」と言いながらも,「きっと親に手伝ってもらったに違いない」と,心中で思っていましたよねぇ…笑笑。・「ヒミツです!」いつかどこかで紹介したいです♪
・「秘密です!」がちょー面白い
・自由研究発表会が目に浮かび笑っちゃいました。たのしい発表会ですね。
・一気に教室が和む,なんて気の利いた発言でしょう!・読んだ私も「大笑い」しました。Y君は堂々としていてステキです。質問したN君,そりゃできすぎた? お城をみたら当然訊きますよね。そして大爆笑。互いを尊重し合う仲間だから起こったエピソードなのかな。
・「自由研究なんだから,やらない自由も認めるべき」という板倉さんの意見に同感。
昔,学級担任をしてた頃「これから,ボランティア活動で学校周辺のゴミ拾いにでかけます(全校で)」とクラスの中学生に伝えたら「え~っ,先生ボランティアなんだからやりたい人だけがやるんじゃないんですか?」 と言われて,「その通り」と心の中でつぶやいたことを思い出しました。
・9月の自由研究発表会が一番印象に残りました。
なぜなら,私自身同じような経験があるからです。母に手伝って(ほぼ母作かも)もらった絵画が,大賞を受賞しました。それも2回!
・答えたくない質問には,「秘密です」と答えるのがいいですね。芸能人の記者会見とかも答えたくなければ,年に3回だけは「秘密です」オッケーにしてあげればいいのに。でも政治家に使われると腹立たしい。…ゆるすぎてダメか(^^;)。
・みんなの大爆笑と一緒に笑ってしまいました。
・おもしろい!
・自由研究の自由って? その自由な発想が面白かったです。
◆第2位 「山火事を待つ植物」(4月掲載):20票
・自然の摂理の不思議さが心にのこりました。人間も自然のひとつで,おのれのあずかり知らないところで生きて生かされていることにも気づかされます。
・山火事を待っている植物がいるなんてびっくりしました。山火事は人間にとっても,他の生き物にとっても災害にしか思っていませんでしたが,驚きでした
・もう50年前になりますが,大学の植物生態学の授業で聞いたことがあります。オーストラリアの植物ではなく,アメリカのハギの仲間の話でした。山火事を待っているなんて面白いなあと思ったのです。山火事を待つためにタネの寿命も長く,時空を超えて生きていくような気がしてすごいなと思ってしまいます。
・山火事など焼けてしまうのだから,森の生物にとって厄災だとばかり思っていたので,戦略的にこれを使っている生物がいたというおもしろさにおどろきました。
・人間にとって災害のことも,他生き物にとっては役にたつという自然の節理を感じました。
・全てをなくしてしまう怖ーい火事。なのに,火事をチャンスにするなんて! なんてたくましいんでしょう。
・「すごいな植物の多様性」という感想です。
〈いろいろな種〉というような題名の科学映画を見た後,牧衷さんに「植物によっていろいろな種を拡散する様々な方法があって,まるで神様が設計したように感じてしまいますが,どう考えたらよいのですか?」と聞いたことを思い出しました。
牧さんの答えは「いろいろな方法で進化?していったけど,生き残れなかった方法が山のようにあって,ガラクタがたくさんある中で生き残った方法だけが残っている」というようなもので,納得しました。
それから,植物同士が分子を放って会話しているという番組を観たことも思い出しました。例えば,伐採された植物がその情報を分子としてまき散らして,それを周りの植物がその分子を受け取って情報として受け取るみたいな・・・。たしかその話も,NHKだったような。
・山火事になると,初めて種子を散布し,発芽する植物を知った。すごく長い時間のスケールで生きているんだなぁ。人間の感覚でいうとそれはもう「生きている」とはいえないくらいの長い時間をかけて次世代を残す。すごいなぁ。
>・なんと夫は,一番「へえ~」と思って気に入った〈山火事を待つ植物〉のことを,学校でも子どもたちにお話ししたそうです。(このことを私が「今年のちょこっと総合読本大賞を教えて~」と聞いたときに白状(!?)してくれました)
・こんな植物があるとは,衝撃。
・こんな植物がいる驚き! そして超長期的な戦略に感服
・私たちは,技術革新によって色んなことを把握したように思えるけれども,大先輩の自然を尊重してことを進めたい。
・こういう植物もあるのだと新たに知って,驚き。進化ってすごい。
・山火事は人間が原因だと思い込んでいました。これを読まなければ,わざとにせよ過失にせよ犯人がいるはずで,山火事を起こしたのはどこのどいつだ,といつまでたっても思い続けていたでしょう。
・山火事があって初めて発芽する,火事の熱で落下して灰の中でしか発芽しない,山火事の後の雨で発芽する・・・火事によって他の植物がダメージを受けたときにそれをチャンスにする植物がいるって,とっても理にかなっているし,たくましいなあと思いました。植物,賢い!
いよいよ,栄えある? 「ちょこっと総合読本大賞2025」の発表……の前に(^_^;),
選外のものも,「ちょこっと」紹介しますね~。
◆第5位 「人類の盲点」(2月掲載)
・早速,立春を待って挑戦しました。あら…立ちません。思いが足りない?卵が悪い? あきらめても,新しく卵を買うたびに再挑戦を続けてきました。でも…立ちません。成功した人の声が聞ける事を願っての一票です。
・今年初めて卵立てに挑戦しました。最初はできませんでしたが,コツを聞いたらできました。やった~!面白かったです。
・常識だよと考えることの間違いが伝わってきます。思い込みは,怖いですね! ファーストペンギンの偉大さがわかります。
・誰もやってみようとは思わないことでも,やってみるとできることや先人の成功例を知っているとめげずに挑戦できるということがおもしろい。
・本当に卵が立った!
・思わずやってしまいました。卵が立つなんてと思ってたけど,立つんですねえ^ ^。常識だと思っていたことでもほんとかなあって試してみることって大事なんだなあ。みなさんの写メもみれてよかった^ ^。
・こういう人類の盲点って他にもあるんじゃないかと思った。チャレンジすることの大事さを感じさせてくれる。
・メロンは果物に決まっていると私は今まで思っていましたが,農林水産省は野菜,文部科学省は果物と省庁によって分類が違うんだ。ピザが野菜というのにも驚き。 人が決める分類は,その時々の目的や都合に応じて決めるんだ。分類は自分で決めることも主体的な生き方といえるんだ。
・農林水産省と文部科学省で違うとか 「ピザは野菜」とかの話が面白かったです。
・”ピザは野菜”という分類の理由がなるほどだし,それを主体的だと分類するのもおもしろいです。
・ピザが野菜に喜んでいました。
・トマトソース大さじ二杯で野菜っていうのが面白い
・ピザが野菜というのがナイスアイデアだと思いました。
・◯◯は野菜か果物か問題は永遠の謎
・1昨年,小学校で英語を教えていた時のこと。野菜と果物が出てきて,果物でフルーツパフェを作るという単元でしたが,4年生たちがメロンは果物でない,イチゴも違うなどと言って,英語の授業にならなくなりました。授業後,その話を教頭先生にしたら,農林水産省がそう言っているということを子どもたちが習ったばかりだから,というような返事が返ってきましたが,なんとも納得できないでいました。その昔,トマトについても身近なところで論争があったことを覚えています。まあ,自分で決めればいいっていうことで,納得しました。
では,いよいよ,栄えある? 「ちょこっと総合読本大賞2025」の発表です!!!
・これを読んで,これから死ぬまでどんな風に生きていこうかと考えました。
・幸せなお金の使い方,自分もマネします!
・カッコいいお金の使い方です。自分にこのようなことができるだろうかと考えさせられました。このようなお金の使い方がある事を知ってしまったので,少しでも自分も近づきたい。
・なるほどと納得です。これからどんなお金の使い方をするかという参考になりました。一番幸せなお金の使い方をめざします。まずは,周りの家族に言いふらすかな(笑)親の金は,あてにするなと・・・その前に,まずはファイナンシャル・インデペンデンスをめざさなければ・・・
・カッコイイお金の使い方こそ成熟経済時代の生き方の見本でしょう。
・「富」といえるほどのお金は持ち合わせていませんが,生きているうちにカッコイイお金の使い方したいです。
・お金は使う方がいいんだって思ったから
・カーネギーの言葉は長期投資の先を考える時に心することだと思いました。だけど,自分程度のレベルなら子孫に残しても身を滅ぼすことはないんじゃないかなあ,身を滅ぼさない程度のものは子孫にも残したいなあ,と思う自分がいます^^;。
・カーネギーのお金の使い方の話は,いつも心しておきたいと思っています。(今現在の私にはそんな心配は全く無いけれど(^_^;))
・こんなカッコイイお金の使い方,ぜひマネしたい。資産はないけど(笑)
・60代後半のシニアなので特に響きました。「1」「2」は普通のことと捉えがちだけど,「間違った愛情」「遺産を愚行の記念碑にしてしまう」の言葉にビビりました。「3」の私財は自分が生きている間に自分で決めて実行がやっぱりいいなあ。生きているうちに自分の思いや夢を未来に繋げることができるのは幸せなことだものなあ。最近「東京タクシー」という映画をみました。それに通じるものがあるような気がしました。カーネギーのような莫大な私財があったらいいんだけど?,まずは今の暮らしを大切にしながら長期投資でお金にも働いてもらいます。
・かっこいいお金の使い方がまだよくわからないけれど,イメージが湧きました。
・お金に使われるのではない,本当のお金の使い方を知ったような気がする。
・良いお金の使い方は一括りに定義できるものではないが,批判的思考で物事を見つめ主体的に判断することがSNSやAIが発展した今必要なことだと感じました。
・思っていてもなかなか出来ないことをやり遂げて一生を終えたカーネギーはスゴイ。子孫に永遠の教訓を与えた。
・家族に残す以外を選べるのはやっぱりすごい! 出来そうで出来ない事ですね。
・巨額の遺産寄付は凄いと思っていたが,こういう視点で見るとそうでも無いと分かって面白い。
今回は,この「カーネギーの引退後」が,頭1つ抜け出した感じでした。
〈お金という道具〉もしっかり使って
たのしく豊かな世の中づくりを進めていきたいですね!
この「結果発表」号にも,ぜひ「反こよ」ください!
さてさて,2020年の年末に,ほんの思いつきではじめた割には,ものすごくたのしかった「ちょこっと総合読本大賞」。第6回目の今回も,とってもたのしめました!といったわけで,今年の年末にも,ぜひ,やろうと思っています。
そのつもりで(どんなつもり?),今年2026年の『楽知んカレンダー』もおたのしみいただけると幸いです。
それでは,また,年末に(^_^;)。
「ちょこっと総合読本大賞2025」実行びと こいでまさゆき








