親子孫で,仮説実験授業の授業書まるごとや,楽知ん研究所の研究内容をワークショップとしてたのしめる,「親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座」ワークショップin 大阪が,12月27日・28日の2日間,大阪・梅田のルネサンス大阪高校で行われました。
今年の夏に全国24会場約800人の参加者とスタッフがたのしんだ,本格的な科学入門講座の仮説実験授業《30倍の世界》を,全国各地からあつまった講師4名によって,4コマでじっくりたのしみました。
講師:栗原 正治(群馬県,NPO法人楽知ん研究所 理事)
山本 卓史(兵庫県,NPO法人楽知ん研究所 理事)
田部井 哲広(千葉県,NPO法人楽知ん研究所 理事)
堀江 香織(東京都,NPO法人楽知ん研究所 会員)
英国の王認学会で1600年代後半に活躍したロバート・フックが,自作の顕微鏡で「予想をたててから見た世界」を,現代の私たちが仮説実験授業の授業書をとおして追体験しました。
この,「親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座」とは,かつて「スポーツや芸術をたのしむように科学をたのしもう」と板倉聖宣さんらがはじめた〈サイエンス・シアター〉(1999年を最後に行われていない)を,仮説実験授業の授業書をもちいて復活させる試みです。参加者だけの楽知ん研究所オリジナル「豪華実験セット」も大好評でした。
ワークショップのナイターでは,参加者自らが店主にもなれる「屋台ワークショップ」や,
予想をたしかめるたのしみを気軽にたのしめる,大道仮説実験〈しゅぽ↑しゅぽ↓〉
講師:長崎 平和(東京都)
その〈しゅぽ↑しゅぽ↓〉の科学史的背景が〈たのしい科学史ミュージアム〉として紹介されました。(この様子は,ルネサンス高校のブログでも紹介されています。)
講師:松野 修(NPO法人楽知ん研究所 理事)
吉川 辰司(NPO法人楽知ん研究所 会員)
藤谷 純澄佳(愛知県立芸術大学 学生)
2日目の午後には,親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座の主催のたのしさや広がる・つづけるたのしさを,ワークショップ主催より講演として伝える時間をいただきました。
講師:船迫 新治(宮城県,NPO法人楽知ん研究所 会員)
武藤 実佐子(愛知県,NPO法人楽知ん研究所 事務局)
そして,エンディングにはワークショップ恒例の〈バンジーチャイム演奏会〉ベートーヴェン「歓びの歌」の演奏でたのしみました。
2015年のさいごの週末も,本格的な「科学入門講座」を目いっぱいたのしめる「親子孫で〈たのしい仮説実験講座〉ワークショップ」を予定しています。是非,ご参加くださいね。